AVR製作No03自己コピー基本セット

製作Ｎｏ．０３　自己コピー基本セット　

重ねるだけの簡単複製
マイコンを使った工作は敷居が高いと夏休み電子工作で思いました。
ハンダ付けができてＬＥＤが何かを知っている人でもそのマイコン用のライターが無いと作れないからです。
そこで元となるマイコン（以下マスターと表記）があれば簡単にコピーができる機能を考えました。
写真のようにマスターに同じAVR（今回はTiny13）を重ねて電源を入れるだけです。

動作内容
電源ON後、１秒でコピー開始。書き込みは０．５秒ほどで終わります。

Tiny13が認識されないとサンプル動作になります。
サンプル内容はピーポー音とLED点滅。
１本のピンで音と光を制御しています。

書き込み後、さらに３秒でリセットの汎用I/O化を行います。
これでマスターになります。

マスターはHVS(12V)ライターがないと再書き込みできませんのでサンプル動作だけしたいときはリセットピン汎用I/O化の前に電源を切ってください。

基本セットということでE2-PROMのコピーまではしていません。
フラッシュのコピーとヒューズ変更で1Kバイト中の約40％を使っています。
Tiny45なら4Kバイトあるので問題ないプログラムサイズだと思います。

サンプル動作のLED点滅は98％と2％のソフトPWMで明暗を付けています。
PB2にLEDを配線しましたがOC0A(PB0)に配線するとタイマ／カウンタのPWM出力を利用できることに後で気が付きました。

前　

　次