AVR製作No02連結イルミ

製作Ｎｏ．０２　連結イルミ　

連結イルミとは
連結イルミネーションはAVR Tiny11を使ったLED点滅器です。
単独では単なるLEDランダム点滅ですが連結イルミは調歩同期で点滅パターンを受信することができます。仕様的には420個までのLEDを制御できます。
8ピンのマイコンを連結していくことにより多数ピンのマイコン1個より簡単な配線でナイトライダーやライトセーバーが作れます。
又、マイコンが分散しているので電流(各マイコンの全IoL)が不足しません。
応用例として警棒型ナイトライダー／ライトセーバーと箱型の無限ルーレットを作りました。
ちなみにこれはトランジスタ技術の2005年ワンチップマイコンデザインコンテストに応募しました。

連結イルミの詳細
連結イルミの仕様についてはアセンブラ内にコメントとして書いてあります。I/Oピンのジャンパーで下記のように機能が変わります。

1.単独モード
8ピンのTiny11を1個だけ使います。
LED5個がランダム点滅しますのでクリスマスなどの電飾に使えます。
ジャンパー線によりフルカラー(R,G,B)LED用のなめらか変色や
おやすみライト(単なる点灯と交互点滅、1分でパワーダウン)もできます。

2.通信連結モード
調歩同期4800bpsでLED点灯データを受信します。
Tiny11の内蔵RC発振器は電圧でかなり周波数が変わるのですがソフトウェアRS232-Cでボーレートを1%づつ可変させることで電池動作時のLED点灯による電圧変動に対応しています。

3.I/O連結モード
LEDパターンの送信器が無くてもマイコンのI/Oポートを連結していくことにより無限ルーレット，ナイトライダー，ライトセーバーができます。

OD(オープンドレイン)-PWM
ライトセーバー時はLEDが点灯しているのにスイッチ入力もできています。これは10mSのL出力と0.1mSの入力を繰り返すことにより実現しています。
約99%でPWM点灯しているので普通の点灯と見ためは一緒です。
私はオープンドレインPWMと呼んでいます。

前　

　次